2020 知多春アオリイカ開幕予想

こんにちは。

3月も今日を含めてあと2日で終わり！

4月を目前とし桜も咲き始め、いよいよ春🌸

となると、気になりはじめるのが春イカのこと🦑

昨年は、10年に1度？20年に1度クラスの大当たり年でした。

その時の傾向も踏まえて、今年の知多の春イカについて私なりに色々と予想を立ててみました！

予想の概要

私の予想は

開幕時期 : 例年並み（GWあたり）

調子 : 好調

数・型 : 個体数多め・大型も期待

です🦑

内容を少し掘り下げてみてみましょう！

海水温 

まずは、私がイカ釣りする時に1番大切にしていると言ってもいい海水温のことから🌊

イカの調子を予想するときにも海水温をデータを軸にし、他の情報とも照らし合わせて色々な予想を立てています。

まずはこちらを見てみて下さい。

こちらは、黒潮域の海水温の平年差を示した図になります。

左が2018〜2019年、右は2019〜2020年

2月

1月

12月

11月

10月

9月

8月

7月

6月

これらを見ると、今年の春イカに影響を与えるであろう2019年の春から現在まで、高水温で推移していることがわかると思います。

ちなみに私が特に注目しているのは、尾鷲〜御前崎あたりの沿岸の水温。

この理由については、近い内容の記事を以前書いたので気になる方は見てみて下さい。

shimokenpi.hatenablog.com

そして特に注目している時期が12月〜3月頃。

今までの自分の経験と照らし合わせると、この時期の水温の推移がどうも春イカに影響を与えている気がしています。

その部分をピックアップして見てみると、今年も昨年と同じような水温の推移をしているのが分かります。

ということは、今年の春イカも昨年同様好調になるかもしれません。

ちなみに、5回エギングに出かけて1杯釣れたら万々歳というくらいのいつもの知多だった一昨年2018年と、好調だった2019年の12〜3月の水温を比較してみるとこんな感じ。

左が2017〜2018年、右は2018〜2019年

3月

2月

1月

12月

これを見ると、去年と今年の高水温が少し異常ということがわかると思います。

こんな感じで各エリアの水温等を見ながら、開幕時期や釣行エリアを考えています。

本題に入る前に、高水温のデメリットも少しだけ。

水温とアマモ・ホンダワラと春イカ

昨年・今年と熊野灘〜遠州灘の水温が高い傾向にありますが、これはきっと黒潮の蛇行のせい。

この辺りの水温は高くアオリイカが成長しやすい環境であることには違いないですが、良いことばかりではありません。

水温が高いせいで、海藻がしげらない場所が増えている印象です。

特にホンダワラが生える場所で磯焼けしてしまっている気がします。

知多半島の春イカ狙いの場合は、アマモ場を狙うことが多いのであまり影響はないと考えています。

しかし、三重はホンダワラを狙う場合が多いので少し心配…

私がよく行く三重のお気に入りポイントのいくつかも、今年は藻が生えていません💦

志摩の方は普段藻が生えるポイントがツルッツルの場所もあるようです。

海藻がしげらない原因が、全て海水温のせいではないと思いますが、原因のひとつになっていることは間違いないと思います。

アオリイカは、ホンダワラやアマモなどに産卵するイカです。

海藻が生えない＝産卵場がないor産卵場が変わる

ということです。

となると、ショアから狙える範囲にイカが寄ってこなかったり、最悪産卵に適した場が減って個体数も減っていってしまうかもしれません。

少し心配なところです💦

キーストン（keystone)エギシャープ（egisharp)　3.5号V0(15g)　NEWマーブルベースオレンジ　【エギング、餌木】

開幕時期は昨年を参考に例年並み

開幕時期は、例年同様GWあたりだと考えています。

昨年も冬場の水温が高い傾向でしたが、だからといって開幕日が早まったわけではなかったですしね。

知多の春イカ開幕の目安は、水温17℃。

安定して釣れ始めるのは18℃。

16℃あればなんとかなると思ってしまいますが、私の今までの経験では知多で16℃では良い思いをしたことはありません。

とは言いつつも、16℃近辺からしゃくってますが😝

（他の水域では16℃でも勝負できる場所はたくさんあります）

ずばり開幕日ピンポイント予想は5月3日！

若潮で第一陣が接岸すると読んでいます😏

開幕といってもGW中は噂が聞こえて来る程度だと考えています。

数がある程度あがりはじめるのが、5月13日くらいから。

5月6日〜9日の大潮で暖かい潮が入ってきて、沿岸の水温が安定し始めるのが13日くらいからだと考えているからです。

そして、本格的に調子が上がってくるのが5月下旬の大潮の21日頃からだと考えています。

これも大潮まわりで沖合の暖かい潮が入ってくる関係です。

水温の上昇と潮回りについて過去に書きましたので、よろしければ読んでみて下さい。

shimokenpi.hatenablog.com

大型が狙える⁈ 

今シーズンの冬は、上の図でも分かるように高水温が続いていました。

高水温が続いた影響で、豊浜でイワシが大漁だったり、南知多〜名古屋港内でブリが釣れたり、志摩沖でトンボマグロが好調だったり…

魚っ気が多い冬場になりました。

ということは、餌をたくさん食べて大型に育っている個体が多い可能性が高いと考えられます。

伊勢湾のアオリが冬場にどこに落ちていくのか明確に分かっているわけではないので、アオリが落ちていた水域にベイトが多かったかは？なところもありますがね。

アオリはどちらかというと南方系のイカで、高水温を好みます。

アオリの生態として、水温が高い方（たしか22℃近辺がベスト）が餌を盛んに摂取するようです。

したがって、

例年より高水温

↓

例年より多く餌を食べている

↓

大型個体が育つ

という予想を立てました🦑

 個体数多め

個体数に関しては、あまりややこしく考えずに昨年の水温の推移と似ていることを考えて、昨年と同じくらいになると予想しています。

唯一気になるのは昨年10月の降水量が多かったことですが、これは2020年の春イカシーズンが終わったら答え合わせしたいと思います。

まとめ

こんな感じで、今年も好調なシーズンになると予想しています。

もしかしたら昨年同様に、大当たりシーズンになるかもしれません。

今年もアタリ年になってくれ！という希望も込みの予想になってしまっているかもしれませんが😙

4月中旬くらいから水温を計りに行ったり、海の様子もこまめに見ていこうと思っています✌️

はたして、この予想は当たるかな😁

では(^^)/

キーストン（keystone)エギシャープ（egisharp)厳選セット

・