しもけんぴ釣行記

愛知県知多半島メイン エギング中心のルアーフィッシング釣行記【キーストンフィールドモニター】

エギのカラー選択 ver.2

こんにちは☀️

昨晩は釣りに出かけようと思っていましたが、声かけた人みんなに断られたので、ブログDAYにすることにしました。

 

今回の内容は、SNSでリクエストを頂いたエギのカラー選択について!

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エギってカラフルすぎてどれを使おうか悩んでしまいますよね?

私は、かなり悩んでしまうタイプです💦

 

どんなカラーを使っても釣れちゃう時もありますが、カラーで釣果に差が出ることも多々あると感じています。

色々な要素を加味して悩み抜いて決めたカラーで釣れたり、カラーローテーションした途端に釣れたりすると最高に嬉しいですよね♪

 

単純なカラー選択については、以前こちらの記事で書きました。

shimokenpi.hatenablog.com

 

考えが少し変わったりした部分もありますしますので、今回ブログを書きながら改めて頭の中を整理しようと思います。

 

 

そして今回は、単純にカラーのオススメではなく、カラーを決める時の判断材料にしている要素を私なりにまとめてみました。

 

 

 

 

 

何に重きを置くか

 

まず、エギのカラー選択する際に「何に重きを置くか」を考えます。

あえて分けて書き出すと

 

・釣人自身の釣りのしやすさ=ヒト目線

イカの抱きやすさ=イカ目線

 

この2つに分けることができると思います。

どちらかに全振りするのもありだし、この2つのバランスを取ることも大切だし…

この辺のバランスを考えるのも楽しみのひとつ。

こうやって書くと少し難しそうだけれど、実際にありがちな例を挙げてみると、

 

・サイトフィッシングの際に釣人がエギの位置を確認しやすいように明るいカラーを選択するのはヒト目線のカラー選択

・スレイカが目の前にいて、なんとか抱かせようと正解のカラーを探すためカラーローテしていくのはイカ目線のカラー選択

 

といった感じ。

みなさんも自然とやっていることだと思います。

 

では、イカ目線・ヒト目線のカラー選択でのポイントを掘り下げてみましょう。

 

 

 

 

 

 

イカ目線

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まずは、イカ目線から見ていきましょう🦑

アオリイカからどう見えているか、アオリイカはエギを見てどう思うかを妄想してのカラー選択です。

イカからどう見えているか、イカがどう思うかなんてイカにしか分からないから、あくまで妄想の世界。

正解が分からないからこそ、とてつもなくディープな世界で1番面白いところなんですけどね❤️

 

 

 

イカ色盲

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一般的にイカ色盲だと言われています。

イカの世界は、白黒の世界らしいです。

 

「じゃあ、何でエギはあんなにカラフルなのさ?白黒ならカラー変えても意味ないじゃん!」

 

って思いますよね?

私も思います。笑

しかし、カラーを変えて反応が変わるのには何か理由があるはず!

その、理由を考えてみましょう。

 

 

 

 

白黒の世界

 

いきなりですが、このエギたちは何色でしょう?

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(この写真を見てカラー名まで当てられたあなたは相当なキーストンマニア!笑)

正解はこちら!

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まぁ、元のカラーを知っている人は分かるかもしれませんが、白黒にすると当然色は分かりませんよね?

けれど、白黒にしても模様は分かります。

むしろ下手したら白黒の方が模様が際立つ場合も。


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明るさを変えてみると、


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同じ白黒でも印象が変わります。

 

色相・彩度・明度の兼ね合いで、白黒にしても模様の出かたは様々✨

カラフルであるはずのエギがイカには白黒に見えていて色は分からないはずなのに反応が変わるのは、模様の出かたの違いなどもキーポイントなのかも知れません🧐

 

イカ色盲については、キーストンプロスタッフのハヤケンさんも以前ブログに書いていましたので、よろしければ読んでみて下さい!

 

ameblo.jp

 

コントラスト

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上の白黒写真で見ても分かるように、模様の出かたを気にするのもいいと思います。

イカに、よりハッキリと模様をアピールするなら色のコントラストが強いカラーのエギをチョイスするといいかもしれません。

逆にナチュラルに見せたいのなら、コントラストは弱めのカラーがオススメ!

 

どのカラーも釣り場の環境や考え方によってはナチュラル路線にもなるしアピール路線にもなるとは思いますが…

 

コントラストの強弱に着目してみてみると、キーストンのカラーで言えば

 

リアルベイトカラー →  ナチュラル路線

赤侍カラー →  アピール路線

 

のものが多いと思います。

(※赤侍カラーにもコントラスト弱めのナチュラル路線のカラーはあります)

 

 

 

 

シルエット

 光があるから物は見える。☀️

光が物に当たれば影ができたり、反射したり。

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日中に水面付近のエギを下から見た場合、黒っぽく見えます。

イカがエギを発見しやすくするには、シルエットを強くだすのも作戦のひとつ。

となると、チョイスするカラーは光をあまり反射しない濃い色

私の場合、ブラックを使う場合も多々あります。

 

逆にぼんやりと見せるためにケルトンボディーを使ったりすることもあります。

ケルトンボディーの場合は、太陽光が透過してエギをぼんやりと見せることもできます。

(素材の関係でキーストンのエギにはスケルトンボディーはありません)

 

 

 

 

ベイトの種類

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マッチ・ザ・ベイト🐟

ルアーフィッシングでは、この考え方は基本中の基本!

アクションやサイズ感同様、カラーについても言えることだと思います。

その地域のアオリイカのメインとなるベイトの種類は何なのかを見極めるのも大切なことです。

そのベイトに合わせたカラーを選ぶことで、捕食行動につなげやすくなると考えています。

 

 

 

釣り場の環境

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ボトムが岩なのか砂地なのか海藻なのか…

水の色はクリアなのか濁り気味なのか…

生えている海藻の種類は何か…

晴れなのか曇りなのか…

 

例を挙げ始めたらキリがありませんが、環境に馴染ませることor際立たせるためのカラーチョイスを行うことも大切です。

私の場合、海の色と馴染むカラーを選ぶ場合が結構あります。

感覚的な部分もあるので、「海の色と馴染む」というニュアンスを伝えるのは難しいですが、言い換えると、悪目立ちしないカラーと言った感じでしょうか…?

その場の環境に溶け込むことで、イカが違和感を持つことなく寄ってきてくれると考えています。

 

 

 

 

 

ヒト目線

 

純粋に自分が釣りをしやすいカラー選択。

釣りをする上で、釣りやすさというのは釣果を左右する大事なポイント!

いくらイカから好かれるカラーでも、好かれるだけで使いにくければなかなか釣果にはつながりません。

 

 

 

見やすさ

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釣人からのエギの見やすさは、とても大切な要素だと思います。

特にエギングの場合は、イカの姿を見ながら釣るサイトフィッシングをする場合があります。

サイトの場合には、どこにエギがあるのかが分からないのと、エギの位置が明確に目視できるのとでは大きな違いがあります。

具体的に言えば、少し深いレンジでハッキリとイカの動きが見えない場合なんかは、イカがエギを抱いたのか確認するためにエギの動きにも注視しておかなければなりません。

そんな時に、見にくいカラーでは合わせののタイミングをつかむことができなくなってしまいます。

また、ウィードや岩礁などのストラクチャーをタイトに攻める時にも、目視しながらだとより正確に狙いのコースをトレースすることができ釣果につながりやすくなります。

 

 

 

 

モチベーション

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釣れると思って釣りをするのと、どうせ釣れないやと思って釣りをするのでは、釣果に差が出ると考えています。

つまり、釣りに対するモチベーションの問題。

モチベーションが高ければ、集中力が高まり結果的に釣果が伴うことが多くなります。

 

カラー選択の際にも、

 

「このカラーなら絶対釣れる!」

「この場所・この時間ならこのカラー!」

「最後には実績のあるこのカラー!」

「朝の占いで言ってたラッキーカラー!」

 

などと、モチベーションを維持・高めるカラー選択もとても大切だと思います。

信頼できるカラーが2〜3種類あると、カラーローテーションの組み立てがかなり楽になりますよ!

割り切ったモチベーションのコントロールの仕方で、絶大な信頼を寄せる2〜3種類のカラーのエギしか揃えないって人もいるくらいです。

優柔不断な私にはそんなことできませんけどね🤣

 

 

 

 

まとめ

 

たかがカラー選択、されどカラー選択。

カラー選択だけで釣果が左右されるわけではありませんが、カラー選択はエギングで釣果を出すために、非常に重要なピースだと思います。

釣行のたび、上で書いてきた感じのことを考えながら、カラー選択に無い頭を悩ませて喜んでいます😆

この考えている時間が最高に楽しいし、考え抜いた作戦で釣れた時は、そりゃもうアドレナリン爆発ですよね💥笑

釣れた、釣れなかったという結果だけで一喜一憂するだけでなく、釣行までの準備や作戦を練る時間などを楽しめるのも釣りの魅力だと思います♪

今回この記事を書いても、次回の釣行の作戦で頭がいっぱいになっちゃいました😁

書きながら考えていたことを早く試しに行かなくちゃ😆

みなさんも、手持ちのエギのカラーを見直しながら、次回釣行の作戦を練ってみてはいかがでしょうか😊

 

 

では(^^)/