しもけんぴ釣行記

愛知県知多半島メイン エギング中心のルアーフィッシング釣行記【キーストンフィールドモニター】

知多で春アオリを釣るには

こんばんは!

 

今日朝イチはいい天気で海でも行こうかなぁなんて考えていましたが、昼過ぎからは予報通りの荒天となってしまいましたね☔️⚡️

 

ということで、今日は海には行かずじまいとなりました🏠

 

夕方に晴れ間ものぞいてきたタイミングで、完全体の虹が出現🌈

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久々に綺麗な虹を見ました😊

 

 

さて今回の内容は、このブログを見てくださっている方が特に知りたいであろうローカルな話題!

 

タイトルの通り

 

「知多で春アオリを釣るには」

 

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知多でアオリイカと出会うために必要なことを、私の経験を踏まえながら書いて行こうと思います。

 

未熟者の書いていることですし、書いたことをおさえたら必ず釣れるって訳でもないので、「こいつはこんなこと考えてんのね。ふぅん…」程度で読んでいただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

知多で春アオリを釣るには

 

 

 

 

地域的特性

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まず、アオリイカを釣るためには地域的な特性を抑えることが大切になってきます。

 

細かい内容は次の項目から書いていきますが、「いつ釣れるのか」「どこで釣れるのか」等々おさえておかなければ釣れる確率はぐんと下がってしまいます。

 

というのも知多半島の場合、三重県和歌山県のように年がら年中アオリイカが釣れる訳ではなく、釣れるシーズンがハッキリしている地域だからです。

 

これは主に水温・水深などが関係していると考えています。

 

知多半島が面している伊勢湾・三河湾の特徴

 

・遠浅

→水温が上がりすぎたり下がりすぎたりした時に逃げ込む適水温で安定している深場がない

 

・基本的に砂地

→砂地でもイカは釣れるけれど、イカがつきやすいのは海藻が生えている岩礁混じりのポイント

 

揖斐川長良川木曽川の大きな流入河川がある

→濁り、雪解け水、塩分濃度の低下などタフコンになりやすい要因がある

 

・塩分濃度が低い場所がある

木曽三川の影響で、伊勢湾の湾奥になるほど塩分濃度が低い

 

・湾口が狭く外洋の潮が入りにくい

→外洋に暖かい潮が入ってきても、水の出入りが少なく水温が上がりにくい

 

などなど、あまりイカにとっては住み良い環境とはいえないところがあります。

 

 

さらに、

 

・釣人は多い

・ポイントは少ない

・1番大切なアオリイカの数も決して多くない

 

となかなかの激戦区となっています。

 

ハッキリ言ってそんなに簡単には釣れません。

 

私自身も、エギングを始めてから知多の春アオリと出会うまでかなり時間がかかりましたし、いまだに毎年どうやったら釣れるのかと頭を悩ませています。

 

裏を返せば、その分釣れた時の喜びは大きく、攻略のし甲斐がある地域と言えます。

 

では、具体的な部分を見ていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

時期

f:id:shimokenpi:20210502013359j:image上で書いたように、知多でアオリイカが釣れるシーズンは限られていて、季節がハッキリとしています。

 

ズバリ!イカを釣るのにベストなシーズンは、5月中旬〜6月の1ヶ月半!

 

厳しくても釣果がとりあえず出るって範囲で考えると、4月末〜7月中旬の約3ヶ月。

 

7月でも釣果は出ますが、個体数は少なくなりますし、小型の個体が多くなる印象があります。

 

今これを読んでくださっている方が特に気になるのは、春イカの開幕時期ですよね?

 

知多半島の開幕は、例年GW後半頃です。

 

この頃ってのが水温が16〜7℃以上になる頃。

16℃以下の水温では、釣れる可能性はほぼ0%です。

 

5月半ばになれば、どれだけ遅い年でも釣果が出ていると思います。

 

4月末〜GW頭あたりになると知多のエギンガーは一気に増えてきますが、この時期だとまだ水温が上がりきらないことが多く、ほぼ釣れないと思っていいと思います。

 

私みたいに釣れないと分かっていても、もしかして?と思いながら釣りに行ってしまうのが釣人ってもんですけどね😆笑

 

 

 

 

 

 

 

 

狙う場所

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アオリと出会う確率を上げるためにめちゃくちゃ大切なのが、ポイント選び。

 

極端な話、サオを出しているポイントにイカがいなくては釣れるはずがありません。

 

少しでもイカが多いポイントでサオを出せば釣れる確率は上がります。

 

当たり前のことしか書けませんが、主なポイントは2点

 

・潮通しの良いポイントを狙う

・藻場を狙う

 

こんだけかいな!と思うかもしれませんが、主にこんなとこです。笑

 

少しコアな話としては、どの種類の藻を攻めるのかということ。

 

知多半島は遠浅な砂地が多く、アマモ場がたくさんあります。

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岩礁が入っているポイントは、ホンダワラも生えますが、知多半島の場合圧倒的にアマモ場の方が多いです。

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どちらの藻場でも釣果はでますので、どこにどんな海藻が生えているのかチェックしておくことをオススメします。

 

また、海藻と合わせてミソになってくるのが水深。

 

遠浅な知多半島では、岸から沖に向けて目一杯投げても着水地点の水深が1〜2mなんてことは当たり前。

 

では、そんな浅くては釣れないのか?

 

答えはNOです!

 

アオリイカは、人が思っているより浅いところまで入ってきます。

 

ただ、水深1〜2mのポイントでも釣れるポイント・釣れないポイントってのがあります。

 

その決め手になるのが、近くにブレイクがあるかどうか

 

潮干狩りするような果てしなく遠浅なだけのポイントでは、あまり釣れません。

 

近くにブレイクがあって、イカ通り道になるようなシャローであればイカが入ってくる可能性は大です。

 

私はアオリのオフシーズンや荒天時に、地形や海藻が生えるラインの確認をしに行くことがあります。

 

イカはどのラインを回遊するのか、干潮の時の潮位はどのくらいなのか、シモリはどこに入っているのか…こう言った事をチェックしておくことで、釣行時に色々と作戦を立て易くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

使用する道具

 

道具に関して言えば、市販で売り出されているエギングの道具を使えばどれを使おうが釣れるとおもいます。

 

具体的には

 

ロッド:エギングロッド

リール:2500〜3000番クラスのスピニング

ライン:PE0.4〜0.8号+リーダー1.75〜3号

エギ:3〜4号

 

このあたりを揃えれば春イカを釣ることはできます。

 

ただ、それでは面白くないので私の使用しているタックルを紹介したいと思います。

 

・ロッド

オリムピック:スーパーカラマレッティーGSCS-852MH

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私は硬い竿が好きなので、スーカラの中で1番パワーがあるモデルをメインで使っています。

 

硬さは、個人の好みで選ぶといいと思います。

ただ、知多エギングのロッド選びでこだわっているのが長さ。

 

知多でやる時にオススメなのが8.6ftクラスのロッドです。

 

最近ショートロッドが流行りですが、上で書いてきたように知多半島は遠浅な地域なためロングキャストが有効になる場面が非常に多いです。

 

ちなみに私がエギングで使う1番長いロッドは9.4ftあります。

 

長くなると扱いにくくなることもあるので、オススメは8ft〜9ft。

 

遠投性と扱い易さのちょうどいいのが8.6ftくらいだと思います。

 

 

 

・リール

シマノ:15 ツインパワー 2500S

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リールに関しては、2000〜3000番のものを使っていればOK。

 

軽いリールの方が楽だけど、ロッドと合わせてみて全体のバランスをみて選ぶことをオススメします。

 

ハイエンドのモデルの方が物はもちろん良いですが、15000円クラスの物を買っておけば充分使えると思います。

 

エギングの釣り方として、ファイト時にジギングの様な負荷が掛かる訳ではないし、アジングのように軽い仕掛けを巻いて釣る釣りでもないので巻きのノイズが限りなく0に近いシルキーさが必要な訳でもありません。

 

安物のリールだからイカが釣れない・逃してしまったということは、ほぼ無いと思います。

 

ドラグの滑り出しや、スプール形状での飛距離の違い、巻きごこちなど言い出したらキリがありませんがね。

 

 

・ライン

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ラインは、色々な銘柄を試しながら使っています。

 

使う太さは、通年PE0.6号+リーダー2.5号です。

 

細い糸の方が飛距離は出ますが、釣行時にラインが受けるダメージや使い勝手を考えるとこの組み合わせが今のところベストだと思っています。

 

正直、新品キズなしのPE0.4号でも単純な引っ張り合いなら2キロ・3キロのイカでもラインブレイクすることは無いと思います。

 

ただ、実際のところ使っているうちにラインは痛むし、単純な引っ張り合いではなくシモリや海藻に擦れながらのファイトもあります。

 

では、太い糸にすれば?と思うかもしれませんが、0.8〜1.0号になると太くなった分、風や潮流の影響を受け易くなってしまいます。

 

ということで、知多でやるならPE0.6号+リーダー2.5号をオススメします。

 

 

・エギ

キーストン:エギシャープ3.5or3.8号 V0〜V1

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エギは、こだわりありまっせ♪

 

熱いこだわりを書く前に、まずはエギ選びの概要から。

 

知多の春イカ狙いの場合、基本は3.5号です。

 

3.0号ー4.5号も活躍する場面があると思いますが、3.5号のエギがあれば大丈夫です。

 

エギのサイズ云々より大切なのが、フォールスピードです。

 

各社シャローからディープまで様々なものがあると思います。

 

知多の春イカやるために10本エギを選べと言われたら、7本シャロー3本ノーマルくらいの組み合わせにします。

 

遠浅なポイントが多いので、シャロータイプが活躍することが非常に多くなります

 

逆にディープは、ほとんど使うことはありません。

 

潮が早すぎることもほぼないし、何よりディープタイプだと着水から速攻ボトムや海藻に突き刺さるポイントが大半だからです。

 

で、活躍するのがキーストンエギシャープV0.V0+です。

俗に言う、シャロータイプのエギになります。

ちなみに、5/1〜5/5の期間中キーストンDSでゴールデンウィークキャンペーンやってます✨

エギシャープについては、以前詳しく書いたので細かい内容はこちら💁‍♂️ 

こいつのおかげで、攻められる範囲が広がったし、場も無駄に荒らすことがなくなりました。

 

使い込み始めてから釣果も良く、間違いなく知多の春イカ狙いにピッタリなエギと言えます!

 

👇カラーの選び方もありますが、それは以前書いたこちらをどうぞ💁‍♂️

 

 

 

 

 

 

 

アクション

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釣れるアクションあったら逆に教えて下さい!笑

 

イカはしゃくり過ぎは良くないとか、しっかりしゃくらないと沖のエギは動いていないとか、色々と言われていることはあります。

 

でも、「これじゃなきゃ釣れない!」なんてアクションはありません。

 

自分が好きなように動かせばいいのです!

 

ただ闇雲にしゃくればいいってもんでもないので、地形・潮の流れ・ベイトの有無など状況を見て考えながらしゃくって正解を探してみるしかありません。

 

縦方向のしゃくり、横方向のしゃくり、エギの頭がヘコヘコ動く程度の優しいしゃくり、大きく横っ跳びするシャープなしゃくり、などなど、ある程度アクションのバリエーションを持っておくといいですね。

 

華美なしゃくりだけに目がいきがちですが、イカをかけるためにはしゃくりよりもフォールを大切にした方がいいと思っています。

 

イカはフォール中に抱いてくるので、いかに違和感なくフォールさせられるかがミソになってきます。

 

この辺りは書いていくとめちゃくちゃ長くなりそうなので、割愛します。

 

とにかく、しゃくり切った後の自然なフォールを意識してみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

イカを釣る1番の近道

 

 

とにかく海に通うこと。

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釣りしている時間が長い人の方が、それだけチャンスは多くなります。

 

知多の春イカは、たまに行ってパッと釣れるほど甘いくはないと思います。

 

釣れなくてもエギを投げ続けることで、次に活かせるものがでてきます。

 

そして、そうやって自分で得た情報や考えが釣果への1番の近道になります。

 

 

 

 

 

これから本格シーズンインになる知多の春アオリ!

 

難しいからこそ、そこに面白みがありますよね♪

 

今年も楽しむぞ♪

 

では(^^)/