しもけんぴ釣行記

愛知県知多半島メイン エギング中心のルアーフィッシング釣行記【キーストンフィールドモニター】

春アオリ好調の要因は?

前々回に今シーズンの釣果を振り返りましたが、なぜ今シーズンの春アオリが好調だったのか私が考えていることを書いていこうと思います。

あくまで私なりの考え、推測ですので見当違いなことを書いているかもしれません(^_^;)

単純に「今シーズンは好調だったなー」で終わらせてしまうのはもったいない!

傾向を捉えておけば来シーズン以降にいかせる!はず…笑

どっかに書いておかないと忘れてしまうからなぁ…😂

 

今シーズン好調だった要因を例年との違いという面で考えていこうと思います。

好調になった要因として考えられることは、「冬場の熊野灘遠州灘の高水温」です。

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画像は2月下旬の黒潮域の海水温の平年差です。

熊野灘から遠州灘の海水温が平年より2度ほど高いのが分かります。

伊勢湾内に溜まっているアオリもいるとは思いますが、鳥羽や伊良湖から周ってくる群のことを考えると、この冬場の高水温がなんらかの要因になっていると思います。

高水温でベイトの量が多いと、それを捕食するアオリイカも大型に育つのも納得できます。

もともとアオリイカは高水温を好む南方系のイカなので水温が高いのは好条件と考えられます。

他の魚種と合わせて見てみると、ベイトのおかげかサワラも今シーズンは絶好調だったようです。

また、普段釣れないショアからでも釣れたり跳ねているのが目視できたりしたので、アオリイカがいるショアラインにベイトが多かった証拠かもしれません。

このように、海水温が高いおかげでアオリイカにとっての好条件がそろったのかもしれません。

 

もう一つ!これは、もしかしたら程度ですが「夏の猛暑と10月の降水量」も関係しているかもしれません。

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上のグラフは、平成30年 平均気温と降水量の平年値比較(名古屋)です。

昨年の夏はとても暑い日が多かったですね☀️

グラフで見てみても平年値よりかなり暑かったのが分かります。

この気温がアオリになんの影響をあたえていたのかはわかりませんが…。

まぁ、例年との違いという観点で比較するとこれも要因の1つかもしれません。

降水量は、9月は台風21号が東海地区に直撃した影響もあってか降水量はかなり多いです。

しかし、10月の降水量はかなり少なめ。

秋エギング真っ盛りのタイミングで天候が安定していました。秋エギングのタイミング=アオリが岸寄りでエサをたくさん食べて大きくなるタイミングです。

よって、深場に落ちる前にしっかりエサを捕食することができ秋のうちに例年より大型に成長できたのかもしれないです。

 

他にも様々なコトが関係しているのでしょうが、来シーズン以降は冬季の水温を注意深くチェックしてみようと思います♪