しもけんぴ釣行記

愛知県知多半島メイン エギング中心のルアーフィッシング釣行記【キーストンフィールドモニター】

知多アオリの産卵時期

こんにちは。

もう少しでお盆ですね!お盆休みで釣りに行く方も多いと思います🐟

最近の知多の海は、春イカシーズンも終わり1〜2センチの子イカが見られる時期になってきました。

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師崎あたりで海を覗いてみると、流れ藻などゴミと一緒にアオリの赤ちゃんがふわふわしています。

サイズは1センチくらいのものが多く、たまに3センチくらいのものも見られます。

この子たちが順調に大きくなってくれると、秋に楽しませてくれるはずです♪

 

今回は秋イカ予想ではなく、今の子イカから逆算して好調だった春の様子がどんな感じだったのか考えてみようと思います。

 

アオリイカ(シロイカ系)は一部の地域を除いては春〜初夏に産卵すると言われています。

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 (写真は尾鷲で撮影したもの)

私は、知多だと5月下旬〜6月中旬の1カ月弱が産卵の最盛期だと考えています。

この5月下旬〜6月中旬という私の感覚が正しいのか、今の子イカの様子や水温などから考えてみました。

 

まず、産卵から孵化までに注目してみました。

アオリイカは、親イカが卵を産み付け、その卵が孵化するまでおよそ20日と言われています。

この20日というのは水温などの環境によって左右され、高水温ほど孵化までの日数は短く、低水温ほど孵化までの日数が長くなる傾向があります。

知多半島は、九州など南に位置する地域に比べ水温があまり高くはなりません。

つまり、孵化まで20日より長くかかることが考えられます。

ある研究によると、水温25度の場合23〜26日で孵化したようです。

知多でアオリイカが産卵しているであろう5月下旬〜6月中旬の水温は、伊勢湾の湾央で約20度くらい。

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上の研究の発表に載っていたグラフで見てみると、水温20度で一定にした場合は孵化するまで40日ほどかかっていました。また、一定水温でなく自然水温の場合は孵化までの期間が少し長くなるという結果もでていました。

これらのことを知多に当てはめると、産卵から孵化までに40〜50日程度かかっていると考えられます。

 

次に孵化してからの成長に注目してみます。

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アオリイカは孵化したときは、外套長(胴の長さ)は6ミリほどで、外套長は月に2〜3センチずつ成長するといわれています。

今知多にいるサイズから逆算してみると、1〜2センチの子イカは孵化して1〜2週間程度?3センチくらいの大きめの子イカだと1カ月程度?だと考えられます。

 

これらのことから産卵時期を逆算してみると

 

大多数の1センチサイズの子イカの場合

産卵から孵化までの40〜50日+孵化してからの7〜14日=47〜64日(1カ月半〜2カ月)

今日が8月7日なので、ここから47〜64日遡ると…

6月4日から6月21日!!

 

私の感覚の5月下旬〜6月中旬は、スタート時期が少し違いましたが、まぁ間違いではなかったようです。

もちろん、この時期に産卵していない個体もいるはずですが、大多数がこのようなタイミングで産卵していたのではないでしょうか。

自分の中では、釣りをしていてイカの反応が渋くなった時期とリンクするので納得です♪

 

たまにいる3センチサイズの子イカの場合

産卵から孵化までの40〜50日+孵化してからの30日=70〜80日(2カ月〜2カ月半)

今日が8月7日なので、ここから70〜80日遡ると…

5月19日から5月29日

だけど、この時期の水温は20度を下回るくらいなので孵化までの期間がもう少し長引くかも?

って考えると、この大きい子イカたちが産み落とされた時期はGW明けくらいになり、今シーズンの春イカ第一陣の子孫の可能性が大!!

 

素人の予測でしかないけれど、こういった考え方を来年以降にいかせたらと思っております😙

 

台風が次から次へと発生していますが、海が荒れて子イカの個体数が減ってしまうことなく大きく育っていって欲しいものです🦑

 

では(^^)/

 

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